メンバー便り

「ウイルソンの屋久島」Have you read this ? 

先日、NPO法人屋久島エコフェスタの古居智子さんから、彼女の著書「ウイルソンの屋久島-100年の記憶の旅路」(H25.11刊行、南日本出版文化賞受賞)がハーバード大学のウェブサイトに紹介されたというメールが届いた。 You may be interested in knowing that we chose Wilson’s Yakushima: Memories of the Past as …続きを読む

地域おこしと「ものがたり」(続)

図版1 表紙
昨年4月10日のブログで、『伊計村遊草』について述べました。『伊計村遊草』は、琉球末期の漢詩人蔡大鼎(1823-84以降)によって、那覇市からうるま市伊計島までの道中の名所旧跡を漢詩30首に詠み込んだものです。うるま市の依頼を受けて、『伊計村遊草』の全訳を準備していましたが、それが完成しました。ちょうど沖縄本島の真ん中を横切る形で、名所ごとに漢詩を詠んでおり、漢詩に詠まれた過去の情景を漢詩で味わい…続きを読む

奄美の地図①   

私達の身の回りには、様々な地図が存在している。地理学を学ぶ者にとっては身近な存在の地図だが、そもそも地図とは何だろうか?座右にある『広辞苑』第6版の「地図」の項には、「地表の諸物体・現象を、一定の約束に従って縮尺し、記号・文字を用いて平面上に表現した図。地形図・海図・行基図など」と記されている。 辞書には「平面上に表現した図」とあるが、立体的な3Dの地図も存在するため、地図は平面とも…続きを読む

路傍の植物たち

干潟や磯に棲んでいるベントス(岩にくっついたり泥に潜ったりしている動物)を専門にしているのだけれど、奄美大島や大隅半島のフィールドを巡ると路傍の植物に目がいってしまう。右は奄美大島南部でみかけたもの。その昔、「ど根性大根」というのが話題になったことがあるが、護岸のコンクリートをものともせず成長していく樹木にはまさに「根性」を感じる。光は豊富だけれど、満潮時には海水も浴びる過酷な環境。何でこ…続きを読む