メンバー便り

奄美の地図②-古い地形図の探し方-

5万分1地形図 「名瀬」の図歴
前回のブログ(奄美の地図①)にて、奄美の古い地形図(旧版地形図)の履歴について書いた。その際、5万分1地形図「名瀬」の図歴に違和感を覚えたことは、前回記した通りである。「測図」年と地図の「発行」年の不一致である(図1 リスト番号156-10-2)。両者の間には、33年(昭和28・1953年-大正9・1920年)の時間差がある。果たして、国土地理院の図歴に記載されない地形図が存在するのだろうか? …続きを読む

Tシャツたち

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真夏のフィールド調査では紫外線が天敵。南国の日差しは暴力的ですらある。日に焼けるだけでもヘタるので、Tシャツの下に長袖シャツを着る。この夏お世話になったTシャツをいくつか並べてみた。生物研究者は対象生物のグッズを作るのが大好きで、研究室や調査チームでよく対象生物をモチーフにしたTシャツを作る。 上の写真は、ベントス・プランクトン学会合同大会で作られたもの。干潟の泥の中や磯の岩礁上など、底質に…続きを読む

Aesthetics of technology(テクノロジーの美)

7月末、梅雨明けの猛暑の日に谷山にある鹿児島七ツ島メガソーラー発電所に行ってきました。イギリス人の撮影クルーのお手伝いです。私自身初めて訪れる場所だったので、とても興味深く思い、喜んで出かけました。 70.2MWの発電能力のある七ツ島発電所が2013年10月に完成したときは日本最大のメガソーラーだったそうですが、現在は81.5MW の大分ソーラーパワーに抜かれて、日本2位。近い将来にわたっては、…続きを読む

喜界島

調理されたクンマー
喜界島は鹿児島県奄美群島にある隆起サンゴ礁の島である。世界的にみても類を見ない速度で隆起をしている島で、年間平均2mm程度の速度で隆起している。私は十数年前からたまにこの島を訪れているが、隆起の速度に反して、島での生活速度はゆったりとしていて、俊寛和尚も流されてきたという伝説もあり、個人的にはなんとなく気になる島の一つである。そんなことを友人たちに話をすると、意外に喜界島を気に入っているという人…続きを読む