メンバー便り

梅雨明けの加計呂麻

ようやく奄美地方が梅雨明けを迎えたと思ったら、いきなり台風が3つもできてしまった。7月3日から加計呂麻島で干潟調査を始め、何とか台風接近前に終わらせる事ができたけれど、そろそろ奄美地方も台風の影響を受ける頃。トカラ列島も含めて、梅雨の豪雨に台風の影響が加わるだろうから、土砂災害が心配だ。調査中も、ついに夏本番!のはずが、雨→薄曇り→晴れ→曇り→豪雨と1日のうちに何度も雨に見舞われ、濡れては乾き、また濡れての繰り返しだった。おかげでバテずにすんだけど。

そろそろ一降り来るかな、という予感は、厚い雲と日差しが教えてくれる。鹿児島市内でも感じることだが、普段日差しが強いせいか、雨が降るとものすごく暗く感じるのだ。夜が明けたときから雨、しかも強い雨の日は、窓の外がいつまでたっても明るくならない。そしてこの時期の雨は意外と冷たいのである。いろんな意味で調査効率が落ちる。

そんな時に再び日が差した時の喜びはひとしおである。体が乾けば温かくなって、よく動けるようになる。ほ乳類にとって濡れると言うことが、体温の低下、体力の消耗、目に入って邪魔、などなどあらゆる点でマイナスなんだな、と思い知らされる。恵みの雨だが同時に阻害要因でもある。それは他の動物たちにとっても同じこと。雨があがると、蝶が花から花へと飛び回り、濡れたハイビスカスの花が空を仰ぐ。雨上がりの青空と新緑がおだやかに夏の訪れを告げ、耳には心地よい程度のセミの鳴き声。う〜ん、良い季節だ。

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雨上がりに食事中ーかなり接近を許してくれる

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加計呂麻島にて-雨上がりのハイビスカス

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加計呂麻島薩川にて

(水産学部 山本智子)