メンバー便り

兼高かおるさんと屋久島

兼高薫屋久島
この1月初旬に逝去のニュースが流れた。今更紹介するまでもないが、約30年にわたりTV番組「兼高かおる世界の旅」を続けられた旅行ジャーナリストである。 兼高さんは、県が設置した屋久島環境文化懇談会(1991~1992)で、梅原猛氏やCWニコル氏などともに、とても発信力のある委員の一人であった。この懇談会は、わが国初の世界自然遺産登録の提案を行うなどその後の国の自然環境保全政…続きを読む

Penaeus japonicus

Penaeus japonicus
初任地は鹿児島県水産試験場調査部で、漁場の水質監視や水質管理を担当した。当時、県は大型陸上タンクによるクルマエビ養殖の技術開発に取り組んでおり、少し関わった。45年も前の話である。近年、クルマエビ科の分類が細分化されたらしく、学名は、Penaeus japonicus からMarsupenaeus  japonicus となっていた。 クルマエビは夜行性で、日没後タンクの…続きを読む

元素生活

元素生活
今年の理学部化学科(S48卒)の同窓会には参加できなかったが、高校で化学を教えている友人の「元素周期表の暗記法」の話で盛り上がったらしい。 周期表は、原子番号順にH、He、Li、Be、・・・と並べ、「水兵リーベ・・」と暗記したものだ。歴史的暗記法だ。現在は周期表を族(周期表の縦方向の集合)で暗記するらしい。族はアルカリ金属、アルカリ土類金属、希ガスなどに分類され、族ごとに…続きを読む

風天の寅さん

葛飾柴又
『男はつらいよ』の主役は、言わずと知れた渥美清。フーテンの寅さんだ。彼は「風天」の号で俳句を詠んでいる。『風天渥美清のうた』(大空出版、2008)は、彼の残した俳句を丹念に掘り起こし、「アエラ句会」など4句会で詠まれた231句を掲載している。 「お遍路が一列に行く虹の中」 66才の時の句で、風天俳句の代表作と言われている。彼の死後4年目の2000年に発行された講談社『カラー版新日…続きを読む