東京通信

唄島フェスティバル

 10月下旬、奄美大島の「唄島フェスティバル」に行った。元ちとせ、中孝介、里アンナなど、いま売り出し中の若手唄者が勢ぞろいして新曲「懐かしい未来」を歌った。ポップス調の明るい歌で、近日発売とのことである。驚いたのは若手の唄者がどんどん出てきていることで、奄美のエネルギーを感じた。偶然だが、奄美行きの直前、ユーチューブで「We are the world」を見た。マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーがつくり、ボブ・ディラン、ダイアナ・ロスなど、アメリカの人気歌手45人が参加した。アフリカの飢餓と貧困解消のためのチャリティ活動で、CDの売り上げはすべて寄付される仕組みだった。
 ところで、今回のイベントの副題は「奄美環境文化祭」である。「環境文化」は、屋久島で取り組んだ地域づくりのキー・コンセプトで、いわば自然との共生のことだ。屋久島以来、広めるべく頑張ってきたが、成果はいまいちであった。それから25年、今回奄美大島に突然登場したのである。それが島唄のイベントであったことが、とりわけ嬉しい。
若手唄者たち 唄島フェスティバル・ポスター