東京通信

サクラ、あるいは猫

どこかで梅でも見ようかと考えているうちに、サクラの開花に行き当った。東京の東の、錦糸公園である。早咲きの河津桜のようだった。昨年はたしか梅とほぼ同時に咲いていたが、今年はなぜか桜が早い。桜の開花には1,2月の低温が必須条件で、暖かければ咲くというものでもないらしい。2年前に上野の科学博物館館長室で鉢植えのサクラを見た。ここ数年中では、この花が一番記憶に残っている。

大塚のよく行く本屋にネコの特設コーナーがあった。文庫本だけでもかなりの数があり、つまりそれだけ猫の本が出版されているということだろう。猫ブームもついにここまできたかと感慨深い。十何年か前、霞が関の役所を統廃合したときに、それまで総理府がやっていたペット関係の仕事を環境省が引き取ることとなった。犬猫も生き物だからというアバウトな理由で、当事者としては複雑な心境だった。

いまはどうか知らないが、鹿児島大のキャンパスではよく猫を見かけた。少なくとも十数匹はいたようである。夕方、構内で犬の散歩をさせている人が結構いた。夜陰にまぎれて猫に餌やりに来る人もいた。

 

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大塚・山下書店猫本コーナー 上野・科学博物館館長室・サクラ

 

(鹿児島環境学WGメンバー 小野寺浩)