東京通信

肉食系女子会

天文館に花椿三十郎という看板があった。新しくできた居酒屋らしい。表から見た感じでは、サラリーマンや学生向きの店だろうか。黒澤明の映画「椿三十郎」から取った名前のようである。封切られたのは昭和37(1962)年、半世紀も前のことだ。たしか正月に札幌の映画館で見た記憶がある。三船敏郎の椿三十郎と、仲代達也扮する室戸半兵衛との決闘シーンが迫力だった。当時は映画の全盛期だったが、なかでもこの映画はダントツの収益を上げたはずである。

池袋にときどき買い物に行く。自宅の大塚から山手線でひと駅と近いし、デパートや大型の本屋、名画座などもあって便利である。たまに友人と待ち合わせて飲んだりもする。先日は、池袋サンシャインビル近くの映画館で「後妻業の女」という映画を見た。大竹しのぶの悪女振りが評判だった。 先日池袋の西口を歩いていたら、飲食店などがたくさん入っている雑居ビル1階の焼肉屋に「肉食系女子会」の貼り紙があった。草食系男子の反対が肉食系女子で、最近、ますます女子強大化の傾向が際立ってきたようである。 ところで、いまどきの若いサラリーマンや学生、椿三十郎なんて映画、知ってるのかな?

天文館居酒屋「花椿三十郎」

天文館居酒屋「花椿三十郎」

 

池袋焼肉屋・貼り紙「肉食系女子会」

池袋焼肉屋・貼り紙
「肉食系女子会」

 

(鹿児島環境学WGメンバー 小野寺浩)