東京通信

ハマナス

東京大塚の自宅から100メートル足らずのところに、ダチュラの花が咲く。樹高2メートルほどの木に、黄色い大きな花がたくさん咲いている。ときどき白い花もある。木はたまに行く蕎麦屋の敷地にあり、隣は有料駐車場になっている。いかにも南方の花の風情で、原産はブラジルだという。調べてみると、ダチュラとは同じ属の1年生草本を指し、この木はエンゼルトランペットということである。

この花を始めて見たのは二十数年前の屋久島である。本土にはなかなかない、インパクトのある花だった。屋久島は亜熱帯だとつくづく感じた。

8月24日は札幌にいた。ハマナスの花を見たかったがなかなか行き会えず、郊外でようやく見つけた。ハマナスは濃いピンクの花のものが多いが、白い花もあるようだ。中学生の頃、網走のオホーツク沿岸の砂浜に群生しているのを見たことがある。あれはたしか夏の終わり、今ごろの季節だったと思う。赤い実をたくさん取った記憶がある。

大塚のエンゼルトランペット

大塚のエンゼルトランペット

札幌郊外、ハマナスの花と実

札幌郊外、ハマナスの花と実

 

(鹿児島環境学WGメンバー 小野寺浩)