東京通信

黒猫のタンゴ

黒猫のタンゴという歌が爆発的にヒットしたのは昭和44(1969)年、いまから半世紀も前のことだ。小学校入学前?くらいの男の子が歌っていた。恋人の黒い猫は可愛いが気まぐれで、気分も猫の目のように変わる。

昭和44年は激動の年で、東大安田講堂に立てこもった全共闘学生が機動隊に排除された年でもあった。こんな歌を歌っていていいのかという気もするが、だからこそこんな歌が流行ったのかもしれない。

夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治36年:1903年)にも黒猫が登場する。主人公の吾輩ではなく、近所の車屋の黒い大猫である。乱暴者であまり教養はない。

エドガー・アラン・ポーは19世紀のアメリカの作家。推理小説、恐怖小説の始祖だ。彼のホラー小説「黒猫」は、壁に塗り込められた死体を鳴き声で告発して、かなり不気味である。

11月に札幌に行った。千歳空港駅から札幌駅に到着したら、ぎょっとするぐらいの大きな黒猫がいた。艶やかな毛並みで、前長6メートル、高さ2メートルあった。

鹿児島大学郡元キャンパスにも野良猫がたくさんいた。それなりに可愛がられていたようである。私の研究室の辺りにも何匹がいて、年寄りの黒猫もいた。あのネコは、いまどうしているだろう。

札幌駅にいた巨大黒猫

札幌駅にいた巨大黒猫

東京某氏宅のはなこ2歳

東京某氏宅のはなこ2歳

札幌中島公園・親子ネコ

札幌中島公園・親子ネコ

神戸市北野異人館街の黒猫

神戸市北野異人館街の黒猫

 

(鹿児島環境学WGメンバー 小野寺浩)